薬剤師会の活動



幼稚園、小学校、中学校、高等学校には、学校医、学校歯科医と共に、学校薬剤師を必ず置くことになっています。(学校保健法第16条)学校薬剤師は、学校の環境衛生について検査をしたり、児童、生徒の快適な学習環境をつくるために、色々と指導、助言を行っております。

会員数  48名(平成28年度)

担当校:幼稚園(9園)、 小学校(50校)、 中学校(23校)、 高等学校(12校)、
特別支援学校(7校)、専門学校(1校)

学校では主として、次のような仕事を行っております。

学校保健委員会は学校長が召集し、保健主事や養護教諭がコーディネーターとなって開催されるのが一般的です。委員会のメンバーは、校長、保健主事、養護教諭、学級担任、学校医、学校歯科医、学校薬剤師、保護者の代表者、学校栄養職員、生徒の代表者、その他必要に応じて識者を依頼することもあります。学校保健安全計画の作成や実施のための重要な委員会です。

学校給食は健康教育の一環として実施されております。学校給食で食中毒の発生があると大勢の患者が出るのが特徴です。食中毒菌は、サルモネラ菌、大腸菌、O-157など色々です。そこで、学校給食による事故の発生がないよう衛生的な管理が必要です。学校薬剤師は、給食給食設備や学校給食設備及びその取り扱い状況が衛生的かどうか、学校給食従事者の衛生管理状況及び検食、保存食の状況把握学校給食用食品等の検収・保管の状況、学校給食における衛星管理体制及び活動状況を調査します。検査は毎学年1回定期的に行います。
具体的な検査としては、使用水、調理機械、調理器具、食器類、冷蔵庫、温度計、学校給食従事者の手指拭き取りによる大腸菌や黄色ブドウ球菌検査などをしています。

学校の水泳指導は、上手に泳げるようになることと、心身の発達を促し、体力の向上を目的としています。今はほとんどの学校で設置されており、効果を上げています。しかしプールは、入泳者の体の汚れ、汗などにより、いつも汚染されています。適正に管理がされていないと、プール熱やハヤリ目などの感染が起こります。そこでプール本体の衛生状態等や付属設備・設備の管理状況衛生状態等、水質、入場者の管理状況、日常の管理状況を毎学年1回、プールの試用期間中に行っています。具体的な検査としては、水の消毒は基準通りか、有機物等などの汚れの具合や一般細菌、大腸菌群、総トリハロメタンなどの検査を行っております。

児童、生徒が能率よく快適に学習が行えるように、教室内の環境を定期的に検査をします。
具体的な検査としては下記となります。

  @ 照度及び照明環境

教室内の照度及びまぶしさを定められた方法により測定し、基準に合わない場合は改善を提案します。また、黒板についても照度や彩度を調べます。

A 教室等の空気
冬期は暖房などで教室内の空気が汚れます。そこで、教室等の環境検査を行います。検査項目としては、温度、湿度、炭酸ガス濃度、浮遊塵、落下細菌やホルムアルデヒド及び揮発性有機化合物、換気状況、ダニ又はダニアレルゲンなどを調べます。学校薬剤師会は冬の教室の欄間換気を奨めています。

水道法により、学校の水道施設、設備の点検や清掃は定期的に行われておりますが、学校では衛生的な水を使用するため、使用水の日常点検と定期点検を行っております。日常点検では、外観、臭気、味などと、基準通りの残留塩素が保持されているかを、生徒や教職員が毎日点検しております。定期点検は学校薬剤師により、化学検査のほか、一般細菌、大腸菌群などについて水道法に基づいた検査を行います。このようにして衛生的で安全な水を毎日、児童、生徒が使用できるのです。


保健室の薬品について,使用上の注意や保管上の注意などについて指導、助言を行います。また、理科室の毒劇物薬品や引火物などは適正に保管されているか、地震などの災害時の対応はどうか、薬剤師としての知識をもって相談に応じています。

                  


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